さて、先日外観を紹介しましたP-01Dですが、今回は私がこれを購入した経緯からまとめておきたいと思います。
購入の経緯
もともと、スマートフォンに機種変更したいとは思っていました。代々Pを使っているということで、
Panasonicからスマートフォンが出たら機種変更しようか、と考えていました。
しかし、Panasonicから出たスマートフォンは、いずれもかなりひどい出来との評判だったので、スマートフォンデビューは見送りました。
そもそも、特に必要性もありませんし、私はドコモですが、月額料金が今までの2倍近くかかることになりそうだったので、やっぱいらんな、という判断をしたのでした。
また、
AndroidというOSはどうも完成度がいまいちであるよう(電池の持ち、アプリケーションの質、などの評判から)なので、スマートフォンデビューを飾るなら、
Windos Phoneが本格的に日本に導入されてからでも遅くない、とも考えました。Windowsなら完成度が高いはずだ!という勝手な思い込みです。
必要性、維持費、初期費用の面で、スマートフォンはやめることにしたのですが、
白ロムというものの存在を知りました。
これは安く買えますし、契約不要なので維持費もかからない。これならちょっとお遊び感覚で買ってもいいかな、という気がしました。
そこで、まず目を付けたのがauの
IS12Tでした。これは国内唯一の
Windows Phoneで、かなり完成度が高く、iOSやAndroidに比べても快適であるとの評価でしたので、これの白ロム(未使用品で10000円近くからある)を買って、来るべきWindows Phoneの時代に備えよう!などと思ったのです。
しかし、IS12Tでは、ドコモ回線を利用する
MVNOが使えないため、断念しました。
そこで、たまたま目についたのが、かつて本気で機種変更しようと思ったこともある
P-01Dでした。
これの白ロムが楽天市場で、5000円台から大量に売られていたのです。しかも、未使用で。
主力として使用するには不安があるものの、お遊び程度なら問題ないのではないか。しかもこれをMVNOで運用すれば、月々1000円以下で使えるし・・・。
ということで、P-01Dのターコイズを送料込みで5500円で購入してしまったのでした。
商品は未使用品。全ての付属品がそろっている完全なモノでした。すばらしい。
root化せず
P-01D。確かに噂通り、内蔵記憶装置の容量が極端に少なく、RAMの容量にも余裕がありません。内蔵メモリの容量を確保するためには、
root化という手段により、不要なプリインストールアプリをアンインストールするという方法が知られています。私も当初これを行うつもりでした。
しかし、プリインストールアプリのアップデートを全く行わなければ、20個以上のアプリケーションをインストールしても、残り120MBほどで収まっています。
これ以上インストールするアプリケーションもないため、このままで全く問題がありません。
また、いくら有志の方々のおかげでroot化が容易であると言っても、完全なる素人たる私が手を出すべきではないかもしれない、とも思い、当面root化しないことにしました。
電池
電池は噂通り、持ちません。朝電源を入れて、夕方には0になるということもあります。
その他
突然再起動したり、フリーズしたり、ということはありません。
ただ、最高気温が35度以上のときに、ポケットに入れたまま外出していると、フリーズしたことがあります。暑さが関係しているのかもしれません。
利用状況
スマートフォンでやりたかったことは、1つは
facebookであり、これは完全に満足に行えています。当初は通知が来なかったりもしましたが、今はなぜかきます。
また、インターネットサイトのブラウジングも、状況に応じて
Dolphin Browserと
Opera mini nextを使い分けつつ、快適に行えています。
Google mapの表示も、画面の小ささにかかわらず、特に不満なく行えます。
文字入力に関しては、Panasonicオリジナルの
フィットキーが、フリック入力初心者にとっては便利です。タップする前にどちらの方向にフリックすれば目的の文字が出るのかがわかるようになっているからです。
しかし、じつは
クイック手書きが一番早い入力方法かもしれません。思った以上に使える手書き入力方式です。
メール、電話等はしません。
カメラは、はっきり言って良くないです。
P-08Aの方がレスポンス、画質共に明らかに上です。
まぁ、全く使えないわけではないですが、反応が遅いためにシャッターチャンスは逃しますし、画質もかなりのっぺりしています。
音楽ですが、意外と音質はよかったです。たまたまAmazonMP3でダウンロードしていたEvery teardrop is a waterfallのMP3をP-01Dに移してヘッドフォンで再生してみたところ、きれいに聞こえました。耳障りではないです。意外と音楽プレイヤーとして使えるかもしれません。
このようにかなりライトな使い方であれば、ほぼ不満は出ないような端末であることがわかりました。
デザインはいいですし、そんなにひどいかな?という印象。まぁ、確かに主力とすると不満が出るかもしれませんが。
さて、なにやらとりとめのないレポートになってしましました。今回は購入動機と、利用状況について報告しました。
次回は、ケースについて書きたいと思います。